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リベットの打ち方は5ステップ|品番の3つ目の数字×1.6で最大かしめ板厚がわかる理由

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アルミの角パイプで棚の枠を組みたい。プラスチックのケースに金具を留めたい。でも、裏側からナットを押さえる手が入らない。こういう場面で出番になるのがブラインドリベットです。ホームセンターのビス・金物売り場で見かけても、リベッターという専用工具が必要なことや、パッケージに書かれた品番の数字が何を表しているのかがわからず、手が止まってしまいやすい部品でもあります。

先に結論をお伝えすると、リベットの打ち方そのものはシンプルです。メーカーのカタログでは、下穴をあける、リベットを差し込む、リベッターをセットする、ハンドルを操作する、締結完了、という5つのステップで説明されています。つまずきやすいのは手順よりも準備のほうで、リベットの径、留められる板の厚み(かしめ板厚)、下穴の径の3つが合っていないと、どれだけ丁寧にハンドルを握ってもきちんと留まりません。

この記事では、ブラインドリベットとリベッターを製造しているロブテックスの総合カタログと製品ページを一次情報にして、仕組み・道具・サイズの読み方・材質と頭の形・下穴・手順・うまくいかない時の見直し方までを順に解説します。品番の数字に×0.8や×1.6をかけるだけでサイズの目安がわかる、という見落とされがちな読み方も紹介します。

📌 この記事でわかること

・ブラインドリベットが片側からの作業だけで留まる仕組み
・家庭用と標準型のハンドリベッターの違いと、対応するリベット径
・品番の数字からボディ径・最大かしめ板厚・下穴径を読む方法
・メーカーのカタログに沿った5ステップの打ち方と、締まらない時の見直し方

目次

リベットの打ち方の前に、ブラインドリベットが片側から留まる理由を知ろう

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片側からワンアクションで留まるのは、芯を引いて裏側をふくらませるから

ブラインドリベットは、表側から差し込んで、表側から工具を操作するだけで、裏側まで締まる留め具です。ロブテックスの総合カタログでも、「片側から複数の母材をワンアクションで」締結できることが特徴として挙げられています。

なぜ片側だけで済むのか。ブラインドリベットは、頭(フランジ)のついた筒状のボディと、その中を貫く釘のような芯、マンドレルの2つでできています。下穴に差し込んだ状態でリベッターがマンドレルをつかんで引っ張ると、マンドレルの頭がボディの先端を内側から押しつぶし、裏側でボディがふくらみます。表側の頭と裏側のふくらみで板をはさみ込む、という仕組みなんですよ。引き切ったところでマンドレルが切れ、切れた芯はリベッターの側に残ります。

この仕組みを知っておくと、やりがちな失敗の原因も見えてきます。たとえば、重ねた板のあいだにすき間があるままハンドルを握ると、すき間をはさんだまま締まりやすく、ぐらつきの原因になります。板同士を手やクランプでしっかり押さえてから作業するのはそのためです。

なお、ハンマーでたたいてかしめるタイプのリベットもありますが、この記事では家のDIYで扱いやすいブラインドリベットに絞って説明します。

📖 用語チェック

母材=リベットで留める板やパイプなどの材料のこと。
ボディ=頭(フランジ)がついた筒状の部分。締結後に母材に残るのはこちら。
マンドレル=ボディの中を通っている芯。リベッターで引き抜いて、ボディを裏側でふくらませる役目を持つ。
かしめ=リベットを変形させて母材を締めつけること。
かしめ板厚=そのリベットで留められる母材の合計の厚みの範囲。

ボルト・ナットとの違いは、手を入れる面が1つで済むこと

ボルト・ナットとの一番の違いは、作業に必要な面の数です。ボルト・ナットは、表からボルトを回し、裏からナットを押さえるので、両側に手や工具が届く必要があります。ブラインドリベットは片側からの作業で締結できるので、カタログでは向いている場所として「手の入らない箇所(角パイプ等)への締結」が挙げられています(出典:ロブテックス総合カタログ)。

角パイプの中、箱の内側、壁に取り付け済みのパネルの裏など、裏から手が届かない場所こそ、ブラインドリベットの得意分野です。一方で、マンドレルを引き抜いてボディを変形させる締結なので、一度かしめたリベットは基本的にそのまま外すことを前提としていません。メンテナンスのたびに外す点検口のふたや、位置を調整し直す可能性がある金具には、ボルトやビスのほうが向いています。

やりがちなのは、仮留めのつもりでリベットを打ってしまい、位置を変えたくなって困るケースです。位置が決まるまではクランプやテープで仮固定し、穴位置を確定させてからリベットを打つ順番にしておくと、やり直しが減ります。木材どうしの接合は、リベットより木組みやビスの分野になります。

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金属どうしだけでなく、金属とプラスチックの組み合わせも留められる

ブラインドリベットは、金属どうし、プラスチック類どうしのほか、金属とプラスチック類といった異なる材料の組み合わせ(異種母材)も締結できるとロブテックスのカタログで案内されています。溶接は金属どうしでなければできませんし、接着剤は材料の組み合わせによって相性があります。片側から機械的にはさみ込むリベットは、こうした制約を受けにくいのが強みです。

具体的には、アルミ板に樹脂のプレートを取り付ける、樹脂ケースに金属のステーを留める、といった作業が挙げられます。ただし、プラスチックのように柔らかい材料は、裏側でふくらんだボディの圧力が一点に集中すると、材料のほうが負けてしまうことがあります。柔らかい材料には、頭の大きいラージフランジタイプや、軟質材に適するとされるAPタイプ(後の章で解説します)を選ぶのが考え方の基本です。

注意したいのは、異種材を留められることと、どんなリベットでも留められることは別だという点です。材料の組み合わせと、使うリベットの材質・タイプの適合は、メーカーのカタログの各製品の説明で確認してから選びましょう。

用意する道具は3つ:リベッター・ドリル・保護眼鏡

リベッターがないとブラインドリベットは締まらない

まず押さえておきたいのは、ブラインドリベットはリベットだけ買っても打てないということです。ロブテックスの総合カタログにも「ブラインドリベットの締結にはリベッターが必要です。」と明記されています。

理由は前の章で説明した仕組みにあります。マンドレルを真っすぐ引き抜き、最後に切断させるには、芯をつかんで強い力で引き続ける専用の機構が必要です。ペンチで引っ張っても、つかむ力も引く方向も安定しないため、ボディが均一にふくらまず、締結が中途半端になりやすくなります。

リベッターには、手でハンドルを握るハンドリベッター、圧縮空気で動くエアーリベッター、バッテリーで動くコードレスリベッターなどがあります(ロブテックスのカタログでは、インパクトドライバーに取り付けるアタッチメントリベッターも加えた4種類で紹介されています)。家でのDIYで数本〜数十本を打つ程度なら、まずはハンドリベッターから検討するのが現実的です。エアーリベッターはコンプレッサーが必要になるため、設備がそろっていない家庭では導入のハードルが上がります。

道具選びでやりがちなのは、手持ちのリベットに合わないリベッターを買ってしまうことです。リベッターごとに使えるリベットの径と材質が決まっているので、次の項目で見る対応範囲を必ず確認しましょう。

家庭用と標準型、ハンドリベッターは対応するリベット径で選ぶ

ハンドリベッターを選ぶときの基準は、価格や見た目よりも、使えるリベットの径と材質です。ロブテックスのカタログでは、HR300が「コストを抑えた家庭用ハンドリベッター」、HR002Aが「スタンダードなハンドリベッター」として紹介されています(出典:ロブテックス総合カタログ)。

家庭用のHR300は、アルミ系のNSA・NAならφ2.4〜4.8mm、スチール製のNSならφ2.4〜3.2mmまでが使用範囲です。同じ径でも材質によって使える範囲が変わるのは、スチールのほうがマンドレルを引き切るのに大きな力を必要とするためです。カタログの参考価格は3,690円です。

標準型のHR002Aは、φ2.4・3.2・4.0・4.8mmのリベットに対応し、ノーズピースが4種付属します。切れたマンドレルを自動で排出する機構と、開きやすいスプリングを備えている点も特長です。一方で、φ4.8mmのステンレス鋼製ブラインドリベットには使えないと案内されています。

どちらがよいという話ではなく、自分が使うリベットの径と材質が、そのリベッターの使用範囲に入っているかで選ぶのがポイントです。

📊 違いを比較(ロブテックスのハンドリベッター)
項目 HR300(家庭用) HR002A(標準型) HR2050H(強力型)
使えるリベット径 NSA・NA:φ2.4〜4.8mm
NS:φ2.4〜3.2mm
φ2.4・3.2・4.0・4.8mm φ4.8・6.4mm
全長・重量 260mm・600g 265mm・550g 1,750g
特長・注意点 コストを抑えた家庭用。スチール製は細い径まで 自動マンドレル排出・ノーズピース4種付属。φ4.8mmステンレス製は使用不可 大径のリベット向け。重量があるので取り回しを考える

出典:ロブテックス総合カタログ・製品ページ(工具・DIYの教科書調べ)

ハンドで握りきれない時は、エア・コードレスの出番

ハンドリベッターは人の握力でマンドレルを引き切るため、扱えるリベットには上限があります。ロブテックスの総合カタログでは、インパクトドライバーに取り付けて使うアタッチメントリベッターについて「ハンドリベッターでは困難な大径リベットやステンレス製のリベットもらくらくリベッティング」と紹介されています。同じカタログには、より大きな力で引けるエアーリベッターやコードレスリベッターも載っています。

理屈はシンプルで、リベットの径が太いほど、また材質が硬いほど、マンドレルを引き切るのに必要な力が大きくなります。家庭用・標準型のハンドリベッターが対応するのはφ2.4〜4.8mmで、強力型ならφ6.4mmまで対応しますが、強力型は重量が1,750gあり、片手で長時間扱うには負担があります。

家のDIYでよくある棚の補修や小物の取り付けなら、ハンドリベッターの対応範囲で収まることが多いはずです。一方で、ステンレスの太いリベットを何十本も打つ作業になると、手が疲れて握りが甘くなり、仕上がりにばらつきが出やすくなります。作業量とリベットの材質を見て、ハンドで足りるかを判断しましょう。

エア・コードレスのリベッターを使う場合も、対応するリベット径や材質は機種ごとに決まっています。購入前にメーカー公式の製品ページで使用範囲を確認するのが確実です。

下穴用のドリルと保護眼鏡も忘れずに

リベッターのほかに必要なのが、下穴をあけるためのドリルと、目を守る保護眼鏡です。ドリルは、ドリルドライバーなどに金属用(鉄工用)のドリル刃を付けて使います。刃の径は、次の章で紹介する下穴径の目安に合わせて選びます。リベットのサイズを決めてからドリル刃を用意する、という順番にすると無駄がありません。

保護眼鏡については、ロブテックスのHR002Aの製品ページで、取扱説明書と使用上の注意をよく読むこと、作業時には保護眼鏡を着用することが案内されています。リベット作業では、マンドレルが切れる瞬間や、金属に穴をあけるときに出る切りくずなど、目に向かって飛ぶものが出やすいためです。

やりがちなのは、穴あけのときだけ保護眼鏡をかけ、リベッターを握るときに外してしまうことです。どちらの工程でも飛散物は出るので、作業中はずっと着けたままにしておきましょう。作業前には取扱説明書の注意事項に目を通し、リベッターの点検方法もあわせて確認しておくと安心です。取扱説明書や保守点検の案内はロブテックス公式サイトで確認できます。

品番の数字にかけ算するだけ?径は×0.8、かしめ板厚は×1.6

品番の数字にかけ算するだけ?径は×0.8、かしめ板厚は×1.6の解説画像

NSA6-2Kのような品番は4つの情報でできている

リベットのパッケージにある英数字の品番は、ただの管理番号ではありません。ロブテックスのカタログでは、品番の例としてNSA6-2Kが挙げられ、前から順に、材質、ボディサイズ径、最大かしめ板厚、リベットタイプの4つの情報を表していると説明されています。

材質の記号は、ボディとマンドレルの組み合わせで決まっています。SAはボディがアルミニウムでマンドレルがスティール、Aはどちらもアルミニウム、STはどちらもステンレス、SSはボディがステンレスでマンドレルがスティール、Sはどちらもスティールです。末尾のタイプ記号は、Kが皿頭タイプ、LFがラージフランジタイプ、Cがシールドタイプを表します。

この読み方を知らないと、パッケージの写真の見た目だけで選んでしまい、家に帰ってから板に対して短すぎた、太すぎてドリル刃が合わなかった、という失敗につながりがちです。品番を分解して読めば、売り場で径・厚み・材質・頭の形をまとめて判断できます。

ただし、記号の付け方はメーカーごとに異なる可能性があります。ここで紹介した読み方は、あくまでロブテックス品のものとして使ってください。

ボディ径は「呼び」×0.8で出せる

品番の2つ目の数字はボディの径を表す呼び方で、ミリそのものではありません。ロブテックスの総合カタログでは、ボディ径は「サイズの呼び×0.8で換算できます。」と説明されています。

実際に換算すると、呼び3はφ2.4mm、呼び4はφ3.2mm、呼び5はφ4.0mm、呼び6はφ4.8mm、呼び8はφ6.4mmです。NSA6-2Kなら、6×0.8でボディ径はφ4.8mmということになります。ハンドリベッターの使用範囲がφ2.4〜4.8mmと書かれていれば、呼び3から呼び6までが対象だとすぐにわかります。

ここでやりがちなのが、品番の数字をそのままミリだと思い込み、呼び4のリベットに対してφ4.0mm前後のドリル刃を用意してしまうことです。呼び4のボディ径はφ3.2mmなので、穴が大きくなりすぎ、リベットががたついたり保持力が落ちたりする原因になります。

売り場で迷ったら、まず品番の数字に0.8をかけてボディ径を出し、その径に合う下穴径とリベッターの対応範囲を確認する。この順番で見ていけば、道具とリベットの組み合わせを間違えにくくなります。

実は数字の正体はインチ。最大かしめ板厚は表示×1.6が目安

品番の3つ目の数字は、そのリベットで留められる母材の合計の厚み、最大かしめ板厚を表します。実はこの数字もミリではなく、ロブテックスの総合カタログでは「最大かしめ板厚の表示は分母の16が省略されたインチ表示となっております。」と説明されています。そのうえで、表示サイズ×1.6でおおよそのミリ数になるとされています。

カタログの数値と照らし合わせると、この換算がよく合っていることがわかります。たとえばNSA42の表示は2なので、2×1.6でおよそ3.2mm。カタログのかしめ板厚は1.0〜3.2mmです。NSA43なら3×1.6でおよそ4.8mmで、かしめ板厚は1.6〜4.8mm。NSA44なら4×1.6でおよそ6.4mmで、かしめ板厚は3.2〜6.4mmです。

ここで見落としやすいのが、最大だけでなく最小もあるという点です。NSA43の下限は1.6mmなので、薄い板を重ねた合計がそれに届かないと、裏側のふくらみが板に届かず、うまく締まらないことがあります。数字が大きいリベットを選べば安心、というわけではありません。

母材の厚みは1枚ずつではなく、重ねた合計で測ります。ノギスや定規で合計の厚みを確かめ、その値がかしめ板厚の範囲に入るリベットを選びましょう。

📊 呼び別のボディ径・下穴径・かしめ板厚(工具・DIYの教科書調べ)
呼び ボディ径 下穴径 品番ごとのかしめ板厚
3 φ2.4mm φ2.5〜2.6mm NSA32:1.0〜3.2mm
NSA33:1.6〜4.8mm
NSA34:3.2〜6.4mm
4 φ3.2mm φ3.3〜3.4mm NSA41:1.0〜1.6mm
NSA42:1.0〜3.2mm
NSA43:1.6〜4.8mm
NSA44:3.2〜6.4mm
5 φ4.0mm φ4.1〜4.2mm NSA52:1.2〜3.2mm
NSA53:1.6〜4.8mm
NSA54:3.2〜6.4mm

出典:ロブテックス総合カタログ(NSAシリーズ)。数値はメーカー・材質により異なります。

この読み方はロブテックス品の話。他社品はパッケージの表で確かめる

ここまでの×0.8と×1.6の換算は、ロブテックスのカタログに書かれている読み方です。リベットはほかのメーカーからも販売されていて、品番の記号や表記の仕方はメーカーごとに異なる可能性があります。他社品に同じ読み方を当てはめるのは避けましょう。

理由は、品番の付け方が規格で統一されているとは限らないからです。同じ数字でも、別のメーカーでは違う意味を持っていることがありえます。また、上の表の下穴径やかしめ板厚も、ロブテックスのNSAシリーズの値です。同じメーカーでも材質やシリーズが変われば数値が変わるので、1つの表をすべてのリベットの正解だと考えないことが大切です。

具体的には、ステンレス製やスチール製、高強度タイプを使うときは、NSAシリーズの表ではなく、そのシリーズの表を見る必要があります。ちなみにカタログでは、呼び4のNSA4系の強度例として、引張1.35kN、剪断0.96kNという値も示されていますが、これもシリーズ固有の値です。

他社品を使うときは、パッケージやメーカーのカタログに載っているボディ径・かしめ板厚・下穴径の表を直接確認してください。数字が書かれていれば、それがそのリベットにとっての正解です。

材質と頭の形はどう選ぶ?屋外・強度・見た目の3つで考える

アルミ・ステンレス・スチールは、ボディとマンドレルの組み合わせで見る

リベットの材質は、留める場所の環境と必要な強さで選びます。ロブテックスのカタログでは、マンドレルもボディもアルミ製のNAは軽量なリベット、ボディがステンレスでマンドレルがスチールのNSS/LSSは強度が必要な場所向け、スティール製のNSはコストパフォーマンスに優れた使いやすいリベットとして紹介されています。

屋外や水回りで考えたいのがステンレス製です。ステンレス製のNST/LSTについて、ロブテックスの総合カタログでは「耐食性にすぐれ、水周りや屋外に最適です。」と説明されています。ベランダで使う棚や、屋外に置く物置まわりの補修などでは、材質の候補として検討する価値があります。ただし同じカタログの「電食対策」のページでは、異なる金属が接する部分は、雨や湿気・塩分の多い環境で電位差による腐食(電食)が起こりやすいと注意されています。たとえばアルミの母材にステンレスのリベットを使うと電位差が大きくなるので、対策として挙げられている「母材と同じ材質のリベットを使う」「電位差の小さいリベットを使う」などをあわせて検討しましょう。

ここで注意したいのが、材質を変えると必要な工具も変わることです。前の章で見たように、家庭用のHR300はスチール製のNSならφ2.4〜3.2mmまで、標準型のHR002Aはφ4.8mmのステンレス鋼製には使えません。丈夫そうだからとステンレスやスチールを選んだのに、手持ちのリベッターでは扱えなかった、というのはやりがちな失敗です。

材質を決めたら、品番の材質記号とリベッターの使用範囲を必ず照らし合わせましょう。

頭の形は皿頭・ラージフランジ・シールドを覚えておく

リベットの頭の形は、品番の末尾の記号で見分けます。ロブテックスの表記では、Kが皿頭タイプ、LFがラージフランジタイプ、Cがシールドタイプです。記号のないものが標準の頭の形と考えると整理しやすくなります。

皿頭タイプは、カタログのSNS-Kの説明で、上面が平らで、取り付け面を平らにしたい場所に向くと紹介されています。表面に頭が出っ張ると、ものが引っかかったり、別の板を重ねられなかったりする場所で選ぶタイプです。ラージフランジタイプは、名前のとおり頭のつばが大きく、母材に当たる面積が広くなります。押さえる面が広いぶん、柔らかい材料や穴が広がりやすい材料で検討しやすいタイプです。

やりがちなのは、見た目だけで皿頭を選び、母材の側に皿の形の座ぐりを用意していないケースです。頭の形と母材の加工はセットで考える必要があります。シールドタイプを含め、それぞれのタイプがどんな場所に向くかの詳細は、メーカーのカタログの各製品の説明で確認してから選びましょう。

なお、カタログには、ボディに塗装を施して母材の色に合わせれば目立たなくできる塗装品も紹介されていますが、こちらは別注対応とされています。

実は強いリベットを選べばいいとは限らない

強度が心配だからといって、いちばん強そうなリベットを選べばよいとは限りません。カタログには高強度タイプも載っていますが、それぞれに得意な場面と条件があるからです。

たとえば高強度タイプのSNSは、ロブテックスの総合カタログで「胴部が膨らむことで下穴をリベットで充填し」、高い強度と耐震性を実現したタイプと説明されています。一方で、エアーリベッターのページでは、同社のSボルト・NSTBや他社製品の高強度・高圧着タイプについて、専用のオプション先端部品(ノーズピース)等が必要になるので問い合わせるよう案内されています。強いタイプほど、手持ちのリベッターでそのまま打てるとは限らないということです。

反対に、APタイプは適正かしめ板厚の範囲が広く、気密性に優れ、軟質材に適するとされています。強度の数字よりも、母材の柔らかさや厚みのばらつきに対応できることが価値になるタイプです。家のDIYで樹脂や薄い板を扱う場合、こうした性質のほうが仕上がりに効いてくることがあります。

強度タイプを選ぶ前に、母材は何か、厚みはいくつか、手持ちのリベッターで扱えるか、の3点を確認する。この順番で考えると、過剰なスペックで工具を買い足す失敗を防げます。

📌 押さえておきたいポイント

リベットの材質と頭の形は、留める場所(屋外・水回りか)、母材の柔らかさ、表面を平らにしたいかで選びます。強度の高いタイプほど、専用のノーズピースや力のあるリベッターが必要になる場合があるため、手持ちの工具で扱えるかを必ず確認しましょう。

シーン別:自分の作業ならどう考えるか

ここまでの内容を、家でよくある作業ごとに整理してみます。どれも、ロブテックスのカタログで紹介されている各タイプの特徴を当てはめた考え方です。

ベランダや屋外で使うラック、水回りの小物の取り付けを考えている人は、耐食性を重視してステンレス製を候補にします。その場合、リベッターがその径のステンレス製に対応しているかを先に確認してください。室内で使う軽い小物や装飾パーツなら、軽量なアルミ製から考えるのが扱いやすいでしょう。コストを抑えて本数を打ちたい人は、スチール製のNSも候補ですが、家庭用のHR300ではφ2.4〜3.2mmまでという点に注意が必要です。

表面を平らに仕上げたい人は皿頭タイプ、樹脂などの柔らかい材料を留めたい人はラージフランジタイプやAPタイプを検討します。アルミの角パイプで棚やフレームを組みたい人は、裏に手が入らない場所でこそブラインドリベットが活きます。パイプどうしをつなぐ方法としては、単管パイプのクランプのように別の考え方もあるので、組む物の大きさに合わせて比べてみるのもおすすめです。

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下穴は何ミリであける?ボディ径よりわずかに大きくする理由

下穴径の目安は、呼び3でφ2.5〜2.6mm、呼び4でφ3.3〜3.4mm

下穴の径は、リベットのボディ径よりわずかに大きくするのが基本です。ロブテックスのNSAシリーズでは、呼び3(ボディφ2.4mm)の下穴径がφ2.5〜2.6mm、呼び4(ボディφ3.2mm)がφ3.3〜3.4mm、呼び5(ボディφ4.0mm)がφ4.1〜4.2mmと示されています(出典:ロブテックス総合カタログ)。

なぜボディ径ちょうどではないのか。ボディ径と同じ穴では、穴の内側のわずかなバリや、ドリルの振れによる穴のゆがみで、リベットが入らなかったり、途中で引っかかったりします。かといって大きすぎれば、ボディと穴のあいだにすき間ができてしまいます。わずかに大きい穴で差し込みやすさを確保し、かしめたときのボディのふくらみで締めつける、というバランスが下穴径の目安になっているわけです。

具体的には、呼び4のリベットを使うなら、φ3.3〜3.4mmの範囲に入るドリル刃を用意します。ボディ径φ3.2mmと同じ刃を使ったり、品番の数字に引っ張られてφ4.0mm前後の刃を使ったりするのは避けましょう。

この下穴径もNSAシリーズの値です。別のシリーズや他社品を使う場合は、そのリベットのカタログやパッケージに書かれた下穴径を確認してください。

大きすぎ・小さすぎの穴で起きること

下穴径がずれると、リベット作業のほとんどのトラブルの原因になります。小さすぎる穴にはリベットが入らないか、無理に押し込むことになり、頭が母材から浮いたままかしめてしまいがちです。頭が浮いた状態で締結すると、表側の押さえが弱くなり、ぐらつきにつながります。

大きすぎる穴はもっと気づきにくい失敗です。差し込むときはすんなり入るので問題がないように見えますが、ボディと穴のあいだにすき間が残るため、かしめても締めつけが不十分になったり、リベットが穴の中で回ったりしやすくなります。薄い板や柔らかい材料では、裏側のふくらみが穴から抜けてしまうこともあります。

原因として多いのは、ドリル刃の径を確認せずに手元にある刃を使ってしまうこと、そして穴あけ中にドリルが傾いて穴が楕円に広がることです。どちらも、作業前のひと手間で防げます。

⚠️ やりがちな失敗:品番の数字のままドリル刃を選ぶ

呼び4のリベットに、数字につられてφ4.0mm前後の刃で穴をあけてしまう失敗です。呼び4のボディ径はφ3.2mmなので、穴が大きすぎてリベットが回ったり、締めつけが弱くなったりする原因になります。
対策:品番の数字×0.8でボディ径を出し、カタログやパッケージの下穴径(NSAシリーズの呼び4ならφ3.3〜3.4mm)に合う刃を選びます。刃の径は刃の根元やケースの表示で確認しましょう。

穴をあけるときのコツ:重ねた母材はまとめて貫通させる

きれいな下穴をあけるコツは、穴の位置をそろえることと、ドリルを垂直に保つことです。2枚以上の母材を留める場合、1枚ずつ穴をあけてから重ねると、わずかな位置ずれでリベットが通らなくなることがあります。重ねた状態でクランプなどで固定し、まとめて貫通させると、穴の位置が自然にそろいます。

理由は、ブラインドリベットが穴の中を真っすぐ通ることを前提にした留め具だからです。穴同士がずれていると、ボディが斜めに入り、裏側のふくらみが偏ってしまいます。また、ドリルが傾くと穴が楕円になり、前の項目で説明した大きすぎる穴と同じ状態になります。

具体的には、穴の位置に印を付け、ポンチなどで小さなくぼみを付けておくと、ドリルの先が滑りにくくなります。金属板の場合、穴の縁にバリが残ると母材同士やリベットの頭が密着しにくくなるので、穴あけ後にバリを取っておくと仕上がりが安定します。

穴あけ中は母材をしっかり固定し、手で押さえながら作業しないことも大切です。ドリルを使う際の注意事項は、お使いのドリルの取扱説明書もあわせて確認してください。

リベットの打ち方5ステップ:下穴からハンドル操作まで

Step1〜2:下穴をあけ、リベットを差し込む

ロブテックスの総合カタログでは、ブラインドリベットの作業手順が5つのステップで示されています。最初の2つが「①母材に下穴をあける。」と「②ブラインドリベットを挿入する。」です。

下穴のあけ方は前の章のとおりで、リベットの呼びに合った下穴径の刃を使い、重ねた母材をまとめて垂直に貫通させます。そのうえで、リベットのボディ側を下穴に差し込み、頭が母材の表面にぴったり当たるまで入れます。マンドレルは表側に突き出た状態になります。

ここで確認したいのは、頭が浮かずに母材に密着しているかどうかです。下穴が小さかったりバリが残っていたりすると、頭が浮いたままになりやすく、そのままかしめると表側の押さえが弱くなります。差し込んだときに抵抗があるなら、無理に押し込まず、穴の状態を見直しましょう。

作業のしやすさで言えば、先にリベッターのノーズピースにマンドレルを差し込み、リベッターごとリベットを下穴に入れる方法もあります。どちらの順番でも、最終的にリベットの頭が母材に密着し、リベッターが真っすぐ当たっていれば問題ありません。

Step3:リベッターをセットする前にノーズピースを合わせる

3つ目のステップはリベッターのセットです。その前に確認したいのが、ノーズピース(リベッターの先端部品)がリベットの径に合っているかどうかです。標準型のHR002Aにはノーズピースが4種付属していて、使うリベットの径に合わせて付け替えて使います。

なぜ付け替えが必要なのか。ノーズピースは、マンドレルを通してリベットの頭を押さえる部分です。リベットの径が変わるとマンドレルの太さも変わるため、穴の大きさが合っていないと、マンドレルが通らなかったり、逆にゆるくて真っすぐ引けなかったりします。

やりがちなのは、前回使ったノーズピースのまま、別の径のリベットを打とうとすることです。マンドレルが入らない、あるいはぐらつく感じがあれば、ノーズピースが合っていないサインです。ノーズピースの交換方法は、お使いのリベッターの取扱説明書で確認してください。

ノーズピースを合わせたら、マンドレルを奥まで差し込み、リベッターの先端をリベットの頭に当てます。このとき、リベッターが母材に対して垂直になっているかを目で確かめておきましょう。

Step4:ハンドルは何回かに分けて握り、マンドレルが切れるまで

4つ目のステップがハンドル操作です。ハンドリベッターは、ハンドルを握るたびにマンドレルを少しずつ引き抜く構造で、多くの場合は一度握っただけでは締結が終わりません。ハンドルを開いて握る動作をくり返し、マンドレルが切れたところで完了です。

ポイントは、リベッターの先端をリベットの頭に押し当てたまま、母材に対して垂直を保つことです。引いている途中でリベッターが傾くと、ボディが斜めにふくらみ、締めつけが偏ります。また、先端が頭から離れると、頭が浮いた状態でかしめてしまいます。

やりがちなのは、途中で手が疲れて握りが浅くなり、リベッターが傾いてしまうことです。両手でハンドルを握れる姿勢をとる、作業面を胸の高さ前後にするなど、力をかけやすい体勢を先に作っておくと安定します。

マンドレルが切れる瞬間には、切れた芯が動くので、保護眼鏡は着けたままにしておきます。ハンドルを握ってもマンドレルが切れる気配がない場合は、無理に力をかけ続けず、次の章で紹介するリベッターの能力の確認に進んでください。

⏱️ リベットの打ち方の流れ(ロブテックスのカタログの5ステップ)
Step1:母材に下穴をあける(呼びに合った下穴径で、重ねた母材をまとめて垂直に)
↓
Step2:ブラインドリベットを挿入する(頭が母材に密着しているか確認)
↓
Step3:リベッターをセットする(ノーズピースを径に合わせ、マンドレルを奥まで)
↓
Step4:ハンドル操作を行う(先端を押し当てて垂直を保ち、マンドレルが切れるまで)
↓
Step5:締結が完了する(頭の浮き・ぐらつき・切れた芯の処理を確認)

Step5:締結が終わったら、頭の浮きとぐらつきを確認

マンドレルが切れたら、5つ目のステップの締結完了です。ただ、切れたから成功とは限らないので、仕上がりを確認する習慣をつけておきましょう。確認するのは、頭が母材に密着しているか、リベットが手で触って回ったりぐらついたりしないか、母材同士にすき間が残っていないか、の3点です。

確認が必要なのは、マンドレルが切れても、かしめ板厚の範囲外だった場合や、下穴が大きすぎた場合には、締めつけが不十分なまま作業が終わることがあるからです。裏側が見える場所なら、ボディがふくらんで母材を押さえているかも見ておくと安心です。

切れたマンドレルの処理も忘れずに。標準型のHR002Aには、切れたマンドレルを自動で排出する機構があります。リベッターの中に芯が残るタイプでは、次のリベットを差し込む前に取り除いておきます。床に落ちた芯は細く尖っていることがあるので、作業の区切りごとに拾っておきましょう。

何本も打つ作業では、最初の1本を端材で試し、仕上がりを確認してから本番に進むのがおすすめです。リベットや下穴の組み合わせが合っているかを、失敗しても困らない材料で確かめられます。

留まらない・切れない・外したい:困った時に見直す4つのポイント

締まりがゆるい・ぐらつく時は、かしめ板厚の範囲を疑う

マンドレルは切れたのに、リベットがぐらつく、母材同士にすき間が残る。こうした時にまず疑いたいのが、母材の合計の厚みがリベットのかしめ板厚の範囲に入っているかどうかです。

前の章で見たように、ブラインドリベットにはかしめ板厚の最大と最小があります。母材が厚すぎると、ボディの長さが足りず、裏側でふくらむ部分が十分に作れません。逆に薄すぎると、ふくらみが母材の裏面から離れた位置にできてしまい、押さえが効きにくくなります。どちらも、マンドレルは切れるので作業が終わったように見えるのが厄介なところです。

具体的な確認方法は、母材を重ねた状態で合計の厚みを測り、品番の3つ目の数字×1.6の目安や、カタログ・パッケージのかしめ板厚の表と照らし合わせることです。NSAシリーズの呼び4なら、NSA42が1.0〜3.2mm、NSA43が1.6〜4.8mmというように、同じ径でも品番によって範囲が違います。

⚠️ やりがちな失敗:1枚の厚みだけを見てリベットを選ぶ

留めたい板の1枚の厚みだけを見てリベットを選び、もう1枚の厚みを足し忘れる失敗です。合計がかしめ板厚の最大を超えると、裏側のふくらみが足りずにぐらつきの原因になります。
対策:母材は重ねた状態で合計の厚みを測り、その値がかしめ板厚の最小と最大のあいだに入る品番を選びます。厚い場合は品番の3つ目の数字が大きいもの、薄い場合は小さいものに替えます。

ハンドルが固くてマンドレルが切れない時は、リベッターの能力を確認

ハンドルを何度握っても固くて進まない、マンドレルが切れない。この場合は、リベットがそのリベッターの使用範囲を超えている可能性があります。

リベッターの使用範囲は、径だけでなく材質でも決まっています。家庭用のHR300は、アルミ系のNSA・NAならφ2.4〜4.8mmまで使えますが、スチール製のNSはφ2.4〜3.2mmまでです。標準型のHR002Aは、φ4.8mmのステンレス鋼製ブラインドリベットには使えないとされています。硬い材質や太い径になるほど、マンドレルを引き切るのに大きな力が必要になるためです。

やりがちなのは、使用範囲外のリベットに対して、体重をかけたり道具を足したりして無理に握り続けることです。リベッターに過大な力がかかり、工具を傷める原因になりかねません。力任せに解決しようとせず、リベットの材質と径を見直すか、対応範囲の広いリベッターに替えるのが正解です。

ロブテックスのカタログでは、ハンドリベッター以外にも、エアーリベッター・コードレスリベッター・インパクトドライバーに取り付けるアタッチメントリベッターが紹介されています。作業内容に合わせて道具を選び直しましょう。

リベットが一緒に回る・マンドレルが滑る時は、下穴とノーズピースを見直す

ハンドルを握っているのにリベットが穴の中で回る、マンドレルがつかめずに滑る。こうした症状は、下穴が大きすぎるか、ノーズピースがリベットの径に合っていないことが原因として考えられます。

下穴が大きいと、ボディと穴のあいだにすき間ができ、リベットが穴の中で固定されません。ボディがふくらむ前にリベット全体が動いてしまい、締めつけが不安定になります。ノーズピースが合っていない場合は、マンドレルが真っすぐ引かれず、リベッターの内部でつかむ位置がずれてしまうことがあります。

見直す順番としては、まずノーズピースが今使っているリベットの径用かを確認し、次にドリル刃の径がカタログやパッケージの下穴径に合っているかを確かめます。穴が楕円に広がっていないかも見ておきましょう。穴が大きくなってしまった場合は、位置をずらして新しく穴をあけ直すほうが、仕上がりは安定します。

リベッター自体の不調が疑われる場合は、取扱説明書の保守点検の項目を確認してください。ロブテックス公式サイトでは、取扱説明書や保守点検の案内が掲載されています。

打ち直したい時は、壊して外す前提で考える

位置を間違えた、締まりが悪かった。こうした時にリベットを外したくなりますが、ブラインドリベットはボディを変形させて留める締結なので、ねじのように回して外すことはできません。外す場合は、リベットを壊して取り除くことになります。

よく知られているのは、リベットの頭をドリルで削り取り、残ったボディを押し出す方法です。ただし、この方法はメーカーのカタログで手順や数値が示されているわけではなく、ドリルの径や当て方を誤ると下穴が広がり、同じ穴で打ち直せなくなる恐れがあります。母材を傷める可能性もあるので、慎重に判断してください。

だからこそ大切なのは、外さなくて済むように準備することです。穴の位置はクランプやテープで仮固定してから決める、かしめ板厚と下穴径をカタログで確認してから打つ、本番の前に端材で1本試す。この3つで、やり直しの多くは防げます。

Q ペンチでマンドレルを引っ張ってもリベットは留められる?
A ロブテックスのカタログでは、ブラインドリベットの締結にはリベッターが必要と案内されています。マンドレルを真っすぐ引き続けて切断させるには専用の機構が必要なので、リベッターを用意しましょう。
Q 他社のリベットをロブテックスのリベッターで打ってもいい?
A リベッターの使用範囲は、リベットの径と材質で示されています。使うリベットの径・材質がその範囲に入っているか、ノーズピースが合うかを、リベッターの取扱説明書とリベットのパッケージの両方で確認してください。

まとめ

🔧 この記事の結論

リベットの打ち方は、品番で径と板厚を合わせ、下穴→挿入→リベッター操作の順で進めます。まずは端材で1本試し打ちしましょう。

✅ 要点チェック
  • ✔ 仕組み:芯を引いて裏側をふくらませて留める
  • ✔ 道具:リベッターは径と材質の使用範囲で選ぶ
  • ✔ 品番:呼び×0.8が径、3つ目の数字×1.6が最大かしめ板厚の目安
  • ✔ 下穴:ボディ径よりわずかに大きい径であける
  • ✔ 確認:頭の浮き・ぐらつき・合計板厚を見る

最初の一歩としておすすめなのは、留めたい母材を重ねて合計の厚みを測り、その値をメモして売り場に行くことです。パッケージの品番の数字に×0.8と×1.6をかければ、ボディ径とかしめ板厚の目安がその場でわかり、下穴径やリベッターの使用範囲もまとめて確認できます。準備さえ合っていれば、打つ作業そのものはハンドルを握るだけです。端材で1本試してから、本番の作業に進んでみてください。

※数値はロブテックスのカタログ・製品ページに基づくものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

工具・DIYの教科書編集部です。テーマに関する基礎知識や選び方を、公式情報など確認できる情報をもとに編集しています。掲載後も定期的に見直し、変更があれば更新します。

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